応世会
小児歯科について


6ヶ月頃下の前歯から生え始めた乳歯は、
1歳半頃になると上下の前歯12本と奥歯4本も
生え始めます。人によっては、生え方に早い遅いが
ありますが半年ぐらいのずれは心配ありません。

・ 食事習慣で大切なこと

1歳を過ぎたらホ乳ビン、母乳からそろそろ卒業し、
寝かしつけのためにミルク、果汁、乳酸菌飲料、
スポーツ飲料を利用するのは絶対やめましょう。
甘味をとる習慣をつけさせないことが大切です。
飲ませたいときは日中ストローやコップを使って
与えましょう。離乳食の後はお茶や湯ざましを飲ませて、
口の中をきれいにしよう。

歯みがきのポイント
・ 前歯が生えそろったら歯ブラシを始めます
・ 子供の頭をひざにのせ寝かせみがきをします
・ 上の前歯を中心に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境い目を丁寧に磨きましょう
・ 奥歯が生えてきたら奥歯の咬む面も磨こう
・ 歯ブラシはなるべく毛の短い小さい目のものを使う
 



このごろ乳歯は20本全部生えそろいます。
何でも食べられるようになる反面甘いものにふれる機会も
多くなります。おやつの与え方に注意し、良く咬む習慣を
身につけさせたい時期です。

また、乳歯のむし歯が増加し始めるのもこの頃です。
<食事習慣で大切なこと>

 ・ おやつは決められた時間に決められた量をあげる
 ・ 甘いスナック菓子、ジュース、歯にべったりつくお菓子はできるだけ避けよう
 ・ 食事のときジュースで流し込み食いをせずしっかり咬む習慣をつけよう歯磨きのポイント
 ・ 歯ブラシをもたせる習慣をつけよう
 ・ 仕上げは必ずお母さんが寝かせみがきをしよう
 ・ 奥歯のかむ面、歯ぐきとの境い目を1ヶ所10回は磨いてあげます
 ・ できれば歯と歯の間はデンタルフロスできれいにしよう
 ・ 一日の汚れは寝る前に完全に落としましょう




5〜6歳になるとしたの前歯がぬけかわり
新しい永久歯がはえてくるのに前後して、口の中の
一番大きな永久歯がはえてきます。
この歯を六歳臼歯(第一大臼歯)といいます。

・六歳臼歯の大切なわけ

永久歯が生えそろった大人になると、この歯が
咬むための中心的な存在となります。歯の大きさも、
ものを咬む力も、最も強い歯なのです。
生涯を通じて一番大切な歯となるのです。
六歳臼歯は歯の王様です。
<六歳臼歯がむし歯になりやすいわけ>

 ・ 乳歯とぬけかわらず一番奥にいつの間にか生えてくるので気づかないころが多く、
  そのため歯みがきがおろそかになってしまう
 ・ 生えたての歯はむし歯にかかりやすい性質がある
 ・ 他の歯と比べて咬む面の溝が深く、食べかすがたまりやすい六歳臼歯のむし歯予防のポイント
 ・ 出たての六歳臼歯は乳歯より一段低い位置にあるので、歯ブラシを口に真横から入れて、
  溝の中のかすや歯の周囲を念入りに磨いてあげます
 ・ 他の歯とは区別して特別扱いしてあげてください
 ・ 仕上げみがきはお母さんが子供の頭をかかえて後ろからやってあげてください
 ・ 生え変わった前歯と乳歯の奥歯の磨きも忘れずに


 
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